このページに部屋はありません/賃料も書いていません ── お部屋と賃料はお電話と店頭でお伝えします

取引態様:媒介(仲介)(うちは貸主ではありません)/宅地建物取引業 東京都知事(3)第092614号(2024年6月19日〜2029年6月18日)

Gakuen-Higashicho, Kodaira · FUDOSANYA UCHINORI

内不動産屋 内法賃貸だけの不動産屋(居住用建物の貸借の媒介)うちのり/2014年開業壁の内側で測ります。書ける数より、小さいほうを書きます。

小平市学園東町、一橋学園の駅から東へ二分の、賃貸だけの不動産屋です。このページには部屋が一つも載っていません。賃料も一円も書いていません ── 載せた部屋は決まり、決まった部屋を載せたままにすればおとり広告になるのに、消す速さを決めているのはこちらの都合だからです。そのかわり、うちが測った部屋の寸法の控えを置いてあります。六枚の畳が敷いてある和室を「六畳」とは書きません。規約の畳は一枚1.62㎡以上で、江戸間の畳は1.55㎡しかないので、壁の内側で測って割ると5.7畳になります。壁心で割れば6.1畳と書けて、それも規約違反ではありません。小さいほうを書いているのは、あとから確かめられるのがそちらだけだからです。

木の梁と建具のある家の土間から、開け放した両開きの戸ごしに、段々畑の山並みが見えている。戸の内側の左手に人が一人、後ろ向きで座っていて顔は写っていない。右手の棚には土産物と、手描きの看板が立てかけてある。
Photo: Denis Sobnakov / Unsplash借りものの写真で、この店でも、うちが扱う部屋でもありません。このページに部屋の写真は一枚もありません。打ち消しの 五項目はいちばん下に書いてあります。

What is on the slip

内法の寸法
352 × 264 cm
内法の面積
9.29㎡
書く畳数
5.7畳(壁心なら 6.1畳)

内見のその場で測って、お渡しする紙です。賃料も住所も建物名も書いていません── 持ち帰って、いまのお住まいと比べるための紙だからです。

1

Measured inside

内法

うちのり

同じ部屋に、面積が二つあります。どちらも図面に出てくる数で、どちらで割っても規約には合います。

  • 内法 ── 壁の内側の面から

    住む人が触れる面から面までです。巻尺を当てれば測れるので、入居したあとに確かめられます。うちが控えに書いているのはこちらで、畳数もこちらを1.62で割って出しています。

  • 壁心 ── 壁の厚みの真ん中から

    図面を引くときの測りかたで、壁の中心線を結びます。壁の厚みの半分ずつが両側に入るので、内法より必ず大きくなります。中に手は入らないので、住んでから確かめることはできません。

  • 規約が決めているのは、一枚の最低だけ

    畳数で広さを書くときは、畳1枚あたり1.62㎡以上でなければなりません。壁心の面積を畳数で割った数値で見る、という書きかたです。どちらの面積で割るかまでは決まっていないので、大きいほうを書いても違反にはなりません。

  • だから、二つとも書きます

    見出しに出すのは内法の数です。壁心の数は括弧に入れて、必ず隣に置きます。片方だけを出すと、もう片方があることが見えなくなり、比べられなくなるからです。

測りの控え ──賃料も住所も建物名もありません。うちが測った寸法と、図面から拾った壁心を並べてあります。
部屋建物・築年内法の寸法内法の面積書く畳数(壁心なら)敷いてある畳
和室 六畳(江戸間)わしつ ろくじょう木造アパート 1K1979年352 × 264 cm9.29㎡5.7畳6.1畳6枚江戸間(畳1枚 約1.55㎡)
和室 六畳(団地間)わしつ ろくじょう公団型 2DK1968年340 × 255 cm8.67㎡5.3畳5.7畳6枚団地間(畳1枚 約1.45㎡)
和室 四畳半(江戸間)わしつ よじょうはん木造アパート 2K1972年264 × 264 cm6.97㎡4.3畳4.6畳4.5枚江戸間(畳1枚 約1.55㎡)
洋室(畳なし)ようしつ軽量鉄骨 1DK1991年370 × 281 cm10.40㎡6.4畳6.9畳なし(洋室)
LDKえるでぃーけーRC マンション 1LDK2004年462 × 403 cm18.62㎡11.4畳12.2畳なし(洋室)
DKでぃーけー木造戸建 3K1965年312 × 250 cm7.80㎡4.8畳5.2畳なし(洋室)

畳数はどちらも面積 ÷ 1.62、小数第2位以下は切り捨てです。見出しに出すのは内法のほうで、壁心は括弧に入れて必ず隣に置きます ── どちらも規約に合っています。違うのは、入居したあとに巻尺で確かめられるかどうかだけです。

Work it out

畳しらべ

控えを選ぶと、内法の数が出ます。壁心の数も、押せば並びます。

Pick a record

住所も建物名も賃料もありません。うちが測った寸法の控えだけです。

和室 六畳(江戸間)木造アパート 1K/1979年
Inside, measured
352 × 264 cm

巻尺とレーザーを当てた数です。

Inside area
9.29㎡

畳数を出すための途中の数です。

What we write
5.7畳

9.29㎡ ÷ 1.62、小数第2位以下は切り捨て。

この部屋には畳が6枚敷いてあります。江戸間(畳1枚 約1.55㎡)。 床の枚数と、広告に書く畳数は、同じ部屋で一致しません。

畳は六枚敷いてあります。六枚で9.29㎡なので、割ると規約の一枚ぶんに届きません。

Walking time

道路距離を選ぶと、規約どおりの分数が出ます ──80mにつき1分、端数は切り上げ。

徒歩5分(400 ÷ 80 = 5.00 を切り上げ)

2

What is not here

載せないもの

のせないもの

このページに部屋はありません。賃料も書いていません。隠しているのではなく、紙とページでは守れない決まりがあるからです。

一

載せた部屋は決まります

決まった部屋を載せたままにすることは、おとり広告として禁じられています。消す義務はこちらにありますが、消す速さを決めているのもこちらです。ページは一日に一度しか直せないので、「速く消す」と約束するより、載せないほうが確かです。

二

賃料を書くと、広告になります

部屋と賃料を並べて書いた時点で、それは特定の物件の広告です。媒介か貸主かの別を明示する義務も、決まったあとに消す義務も、そこから生まれます。うちが賃料を電話と店頭でしか言わないのは、言った相手が目の前にいて、古くなった数をその場で訂正できるからです。

三

まだ建っていない部屋は、そもそも載せられません

建築確認などの処分を受ける前は、工事中の建物について広告を出すことができません。「来春完成予定・先行募集」という行がこのページに一行も無いのは、それを守ると書けないからです。確認が下りた部屋は、店でお話しします。

四

かわりに、測った控えを置いています

部屋の寸法の控えは広告ではありません。賃料も住所も建物名も書いていないので、どの部屋のことかは分かりません。それでも、この店がどう測ってどう数にするかは分かります。見ていただきたいのはそちらです。

部屋が無いのではありません。載せていないだけです。お電話をいただければ、 その時点で空いている部屋を申し上げます ── 古くなった数を、その場で訂正できるからです。

3

What moving in costs

か月

かげつ

入居のときに要るお金は、賃料の何か月分かで書いてあります。円では書けません ── 賃料を書いていないので、掛ける相手がこちらにないからです。

名目賃料の何か月分か受け取るのは覚え書き
仲介手数料0.55か月この店うちが受け取るのはこれだけです。税込で借賃の0.55か月分 ── 法律の上限いっぱいではありません(下の「できないこと」をご覧ください)。
敷金1.0か月貸主(預かり)預かるお金で、退去のときに精算して返ります。うちの取り分ではありません。
礼金0 〜 1.0か月貸主部屋によります。うちが決めるものではなく、無い部屋もあります。
前家賃1.0か月貸主入居する月のぶんです。月の途中からなら日割りになります。
保証会社0.5 前後か月保証会社部屋によって、使う会社も率も違います。連帯保証人を立てれば要らない部屋もあります。
火災保険・鍵の交換—保険会社・貸主賃料に比例しないので、か月では書けません。額は部屋ごとに違うので、店でお伝えします。鍵の交換が任意の部屋では、任意だとお伝えします。

合わせておおよそ3.0〜4.0か月分です。賃料が書いていないので、掛ける相手はお手元の数字になります ── 比だけなら部屋を特定せずに書けるので、こう書いています。

この表で、うちが受け取るのは0.55か月分の一行だけです。残りは貸主と保証会社と保険会社に渡ります ── どれがどこへ行くかを書いていないと、全部が不動産屋の取り分に見えます。

4

What the law says

法律のこと

ほうりつのこと

この六つは方針ではなく、うちがどの免許で商売をしているかの説明です。一つめが、このページに部屋が一つも載っていない理由そのものです。

  1. 一

    大げさな広告と、おとり広告は禁じられています

    宅地建物取引業法 第32条(誇大広告等の禁止)/不動産の表示に関する公正競争規約

    著しく事実と違う広告、実際より著しく良いと誤認させる広告は出せません。すでに決まった部屋や、はじめから取引する気のない部屋を載せ続けることも同じです。うちがページに部屋を載せないのは、この決まりを守る速さを、ページでは保証できないからです。電話で申し上げる部屋は、その電話の時点で空いている部屋です。

  2. 二

    建つ前の部屋は、広告できません

    宅地建物取引業法 第33条(広告開始時期の制限)

    宅地の造成や建物の建築の工事が終わる前は、許可や建築確認などの処分があったあとでなければ、その物件の広告を出すことができません。完成予定の部屋を先に押さえていただくことも、広告にあたる限りはできません。

  3. 三

    うちが媒介であることを、先に申し上げます

    宅地建物取引業法 第34条(取引態様の明示)

    広告をするときと、注文を受けたときに、自分が貸主なのか、代理なのか、媒介なのかを明らかにする義務があります。うちは媒介です。貸主になることも、代理をすることもありません。どちらの側でもない立ち位置を保つために、部屋を持たないようにしています。

  4. 四

    契約の前に、宅地建物取引士が書面で説明します

    宅地建物取引業法 第35条(重要事項の説明)

    契約が成立するまでの間に、宅地建物取引士が、重要事項を記した書面を交付して説明します。取引士証を見せてから始めます。説明する人は資格を持っている者に限られるので、うちでは二人のうち一人がこれを行います。書面は、ご承諾をいただければ電磁的方法でもお渡しできます。

  5. 五

    受け取ってよい額には、上限があります

    宅地建物取引業法 第46条/国土交通大臣の定める報酬の額(告示)

    居住用の建物の貸借の媒介では、依頼者の一方から受け取れる報酬は借賃の0.5か月分(税込0.55か月分)までです。ただし、媒介の依頼を受けるにあたってあらかじめ承諾を得ている場合は、貸主と借主の合計で1か月分(税込1.1か月分)までとることができます。つまり上限は、承諾という一言で二倍になります。承諾を求められるのは部屋を決めたあとではなく依頼の入口で、そのときお客さまはまだ比べるものを持っていません。うちは、この承諾をいただいていません。

  6. 六

    畳の広さと、駅からの分数には、決まった数があります

    不動産の表示に関する公正競争規約/不動産公正取引協議会連合会

    広さを畳数で書くときは、畳1枚あたり1.62㎡以上でなければなりません。徒歩の所要時間は、道路距離80mにつき1分として計算し、1分未満の端数は切り上げます。どちらも業界の申し合わせではなく、景品表示法にもとづいて認定された規約です。うちの控えの数も、この二つの決まりの上で出しています。

5

What we cannot do

できないこと

できないこと

方針ではなく、理由の一覧です。理由が先にあるので、例外がつくれません。

  1. このページに部屋を載せること

    載せた部屋は決まります。決まった部屋を載せたままにすればおとり広告になり、消す速さを決めているのはこちらの都合です。守れる約束だけをすることにしました。部屋は電話と店頭にあります。

  2. 賃料を書くこと

    部屋と賃料を並べた時点で特定の物件の広告になり、消す義務も明示の義務もそこから生まれます。比(か月)なら部屋を特定せずに書けるので、初期費用はそちらで書いています。

  3. 仲介手数料を一か月分いただくこと

    居住用の賃貸の媒介で一方から0.5か月分を超えて受け取るには、媒介の依頼を受けるにあたって承諾をいただく必要があります。その承諾を求めるのは依頼の入口で、お客さまはまだ比べるものをお持ちでない。断りにくい場面で断れるかを試す形になるので、はじめから伺わないことにしています。税込0.55か月分です。

  4. 「駅から実際に歩いて◯分」と書くこと

    徒歩の分数は道路距離80mにつき1分で計算し、端数を切り上げる、と決まっています。計算のしかたが決まっているので、歩いた時間は書けません。坂も信号も踏切も入っていない数です。

  5. 壁心の畳数を見出しに出すこと

    壁心で割った数を書いても規約違反ではありません。それでも見出しに出さないのは、入居したあとに巻尺で確かめられないからです。括弧に入れて必ず隣に置きます ── 隠すためではなく、二つあることを見せるためです。

  6. 部屋の写真を載せること

    取引する物件の写真でないものを、その物件の写真として載せることはできません。よその部屋の写真を借りてくる道が無いので、このページに部屋の写真は一枚もありません。いちばん上の一枚は借りものですが、部屋ではないので載せています(五つ打ち消してあります)。

6

How a room is taken

決まるまで

きまるまで

部屋が決まるまでに四つあります。預り金はいただきません ── 申し込みは契約ではないので、お金で縛らないことにしています。

  1. 01

    条件を伺う

    お電話か店頭で、お住まいになる人数と、通われる先と、いつからかを伺います。賃料のご予算もここで伺います。ページに書いていない数は、ここで全部お話しします。

  2. 02

    部屋を見る

    鍵をお借りして一緒に伺います。その場で巻尺とレーザーを当てて、内法を測ります。測った控えは、その日のうちにお渡しします ── 持ち帰って、いまのお住まいと比べられるようにです。

  3. 03

    申し込みと審査

    申込書を書いていただき、貸主と保証会社の審査に出します。申し込みは契約ではないので、途中でお取り下げになっても費用はかかりません。預り金はお預かりしません。

  4. 04

    重要事項説明、そして契約

    契約の前に、宅地建物取引士が取引士証をお見せしてから、書面で説明します。ご質問が終わるまで終わりません。終わってから契約書に進むので、同じ日にまとめて済ませたい場合は、お時間を長めに見てください。

透

村井 透

むらい とおる/店主・専任の宅地建物取引士

宅地建物取引士(東京都知事 第012345号)

大手の賃貸仲介に十一年いました。手数料の承諾書に判をもらう役をずっとやっていて、断られた記憶が一度も無いことに気づいたのが、独立した理由です。重要事項の説明はこちらが行います。

奈

布施 奈緒

ふせ なお/測りと図面

宅地建物取引士ではありません(重要事項の説明はできません)

内見のときに巻尺とレーザーを当てるのはこちらです。控えの図も引きます。説明の資格は持っていないので、契約の場では席にいても話しません。

二人の顔写真はありません。印(内法の二本線)で代えています。 重要事項の説明ができるのは、取引士証を持っている一人だけです。

7

From tenants

借りた方から

かりたかたから

  • 部屋が一つも載っていないサイトで、最初は閉店したのかと思いました。電話したら十二件ありました。測った紙をくれるのがいちばん良かったです。

    学園東町・二十代

  • 前の部屋は六畳と聞いていて、ここで五畳台だと言われて驚きました。説明を聞いて、驚くほうが正しいのだと分かりました。

    小川町・四十代

  • 手数料が半月ぶんなので、安いかわりに何かあるのかと疑いました。承諾書を出さない、という説明で納得しました。

    喜平町・三十代

8

Visiting

ご案内

ごあんない

お部屋の話は、お電話か店頭でだけしています。はじめてのご相談でも、その場で決めていただく必要はありません。

Address

東京都小平市学園東町 1-9-4 一橋学園駅前ビル 1階

西武多摩湖線 一橋学園駅 南口から東へ徒歩2分(道路距離160m)。駐車場は店の前に二台。自転車はビルの脇に停められます。

この「徒歩2分」も、道路距離160m を 80 で割って 切り上げた数です。自分の店で同じ割り算をしています。

Ask

042-348-5612

部屋と賃料はここでお伝えします。ページに書いていないのは、 古くなった数をその場で訂正できないからです。

What we charge you

0.55か月分

税込みで、借賃の0.55か月分です。上限は1.1か月分までありますが、 そこまで受け取るには依頼の入口で承諾をいただく必要があり、それを伺わないことにしています。